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2014年2月19日 (水)

暗闇のバスの中で眠れぬ夜 大雪、帰宅めど立たず

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  •  「いつ帰れるのか」。14~16日に関東甲信と東北を見舞った大雪で、山梨県甲斐市の女性(28)は初日の14日、長野県の山中で立ち往生した観光バスに閉じ込められたまま、眠れぬ一夜を過ごした。その後はバス会社の一室に身を寄せているが、17日になっても帰宅のめどは立たず、疲れと不安を募らせている。

     女性によると、旅行先の金沢市から山梨県に向かっていたバスは14日夜、渋滞する国道19号で全く動かなくなった。周囲に建物はなく、暗闇の中、時間だけが過ぎる。「どうして止まっているのか。いつ動くのか」。情報が欲しかった。

      燃料を 節約するためエンジンを切った車内は一気に冷え込んだ。外は1メートル近い積雪。風に舞った雪が窓をたたきつける。毛布はなく、乗客十数人は凍えながら土産に買った団子やペットボトルのお茶を分け合い、トイレは外で済ませた。「どうなるんだろう」「怖いね」。不安を紛らわせるように同じ話を繰り返し、朝を迎えた。

     雪は金沢市を出た14日午後2時ごろには降っていた。同行の母(65)とは「遅れるかもしれないけど、今夜中には帰れるよね」と話していたが、楽観は裏切られた。

     15日昼、長野県生坂村の住民が一つずつ配ってくれたおにぎりを食べた。「遠くの集落から、何人もスコップを持って歩いてきてくれた」。雪かきと交通整理もしてくれ、バスはその日の夕方にようやく動きだした。

     ただ、山梨県は県外と結ぶ道路も鉄道も雪で断たれて孤立。バスは長野県内の本社に向かうしかなく、他の乗客と会社の一室で雑魚寝しながら、さらに夜を明かした。近くにコンビニがあって食料は心配ないが、いつ家に帰れるか分からない。

     不安なのは母の体調だ。疲れがたまり、持病の薬も切れた。週半ばに再び雪が降る予報に「1週間とどまることも覚悟している。車中泊の人はもっとつらいはず」。ため息交じりに話した。

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