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2014年6月 1日 (日)

焦点:中国市場で出遅れたベンツ、失地回復へ「アクセル全開」 2014


[フランクフルト 29日 ロイター] - 成長を続ける中国の自動車市場。ライバルメーカーに現地進出で遅れを取った高級車「メルセデス・ベンツ」を有するダイムラーは、ノウハウ流出も辞さない姿勢にギアを切り替え、追い上げにかかっている。
世界最大の自動車市場となった中国で、ダイムラーは独アウディ(VOWG_p.DE: 株価, 企業情報, レポート)や独BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)の後塵を拝している。2013年の中国販売台数では、アウディが約49万2000台、BMWが36万ドル2000台超だったのに対し、メルセデス・ベンツは22万8000台にとどまった。
その理由はさまざまだ。ダイムラーはこれまで長く、中国市場の成長の持続性に疑念を持っていた。ドイツの労働組合が、ダイムラーの主要拠点であるジンデルフィンゲン工場からの生産移管に抵抗していたのも一因だろう。
もう1つ大きな要因として挙げられるのは、中国メーカーによる模倣を懸念した同社が、技術的ノウハウの共有に慎重なアプローチを取っていたことだ。これが中国での足場拡大を妨げていた。中国に進出する外資系自動車メーカーには現地企業との合弁設立が義務付けられているが、ライバルメーカーはほぼ全面的な提携に踏み切っていた。
しかし、こうした状況は変わりつつある。中国当局は知的財産権侵害に対する取り締まりを強化しており、ダイムラー経営陣も、中国市場での失地回復には協力関係の強化以外に選択肢がないとようやく気づいたからだ。
同社は今年、ドイツ国内だけでなく、北京工場でもメルセデスベンツの新型「Cクラス」の生産を始める。これまで新型モデルについては、中国での生産は本国から数カ月遅らせていたため、大きな変化となる。
ダイムラーと北京汽車集団の合弁会社、北京ベンツ(BBAC)はまた、小型スポーツ多目的車(SUV)「GLA」の生産ライン新設にも取り掛かっている。
<ノウハウの移転> 続く...

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