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2014年7月11日 (金)

著名投資家アイカーン氏、米株に「用心すべき時」


[10日 ロイター] - 富豪の米アクティビスト投資家カール・アイカーン氏は10日、米国株式市場の上昇が続いた後で投資家は用心深く行動すべき時だとの考えを示した。
アイカーン氏は電話インタビューで「心の中で米株相場に対して用心すべき時だと思っている。今年は素晴らしい年だが、私は買い入れ銘柄に関しては非常に選別的になっている」と話した。
ポルトガルの上場銀行最大手の財務の健全性に懸念が生じたことでこの日の米国株は売られ、投資家が最近の上昇分を現金化する根拠となった。
アイカーン氏は、米「1ドルショップ」チェーン大手のファミリー・ダラー・ストアーズ(FDO.N: 株価, 企業情報, レポート)に身売りを迫っている。同社は10日、第3・四半期(3─5月)は33%の減益だったと発表。競争の激化に加え、計画している店舗閉鎖前の在庫一掃が重しとなった。
アイカーン氏はファミリー・ダラー株の9.4%を保有しているが、小売り最大手ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)などとの競争激化に対処するため、ファミリー・ダラーをディスカウント小売りのダラー・ゼネラル(DG.N: 株価, 企業情報, レポート)に売却したいと考えている。
アイカーン氏はインタビューで「控えめに言ってもファミリー・ダラーのリーダーシップには疑問の余地があり、この状態は長年続いている。ハワード(・レビン氏)はいい人かもしれないが、ファミリー・ダラーにふさわしい指導者ではない」と話した。
その上で「ファミリー・ダラーとダラー・ゼネラルは完ぺきなパートナーになるので、合併すべきだ。ファミリー・ダラーの過去の実績と近い将来に迫る競争を考えると、パートナーを利用すべきなのは明らかだ」と指摘した。
一方で「ただ、不幸なことにダラー・ゼネラルのリック・ドレイリング最高経営責任者(CEO)の退職は、今回の手続きを加速させたい我々のようなアクティビストにとっては後退だ。それでも(両社の合併が)長期的に克服できない課題だという意味ではない」と述べた。


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