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2014年7月 9日 (水)

全日空が国際線の輸送実績でも日航を初めて逆転、輸送規模に続き 

 
[東京 8日 ロイター] - 全日本空輸(9202.T: 株価, ニュース, レポート)の国際線での輸送実績が5月に初めて日本航空(9201.T: 株価, ニュース, レポート)を逆転した。3月末に拡張した羽田空港の国際線で、全日空が日航よりも多く発着枠を配分された影響が大きく、新増設した路線の認知度が向上し、搭乗率が高まった。
国際線の輸送実績で両社が逆転するのは全日空が国際線に参入した1986年以降初めて。通常、新規路線の定着には一定の時間がかかるが、5月の実績について、全日空では「利便性の高い羽田での新増設だけに、顧客への浸透が想定以上に進んでいる」(広報)とみている。
逆転したのは、実際に運賃を支払って搭乗した有償旅客数に飛行距離(キロメートル)を掛け合わせて算出する「旅客キロ」と呼ばれる指標。両社が8日までに公表した5月実績によると、全日空は前年同月比25.4%増の29億5294万旅客キロ。日航は同7.8%増の29億1163万旅客キロで、全日空がわずかに上回った。
また、総座席数と飛行距離を掛けて算出する「座席キロ」と呼ばれる輸送規模を示す指標でも、全日空は5月、日航を上回った。日航が同4.5%増の39億6905万座席キロだったのに対し、全日空は同26.3%増の41億5922万座席キロだった。全日空は2016年度までに座席キロを13年度比で45%増やす計画を掲げている。
韓国線や中国線など短距離路線も多く持っている日航に対し、全日空はロンドンやパリ、フランクフルトなど長距離路線を増便・新設したことが寄与した。年度始めの4月に比べ、5月はビジネス需要が動きやすく、ゴールデンウィークもあるため、傾斜配分の影響がより大きく反映された格好だ。
全日空の篠辺修社長は同日、今回の逆転について、「あくまでも1つの通過点。世界の航空会社との競争は熾烈を極めており、競争力を一層強化する」とのコメントを発表した。
(白木真紀)

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