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2014年7月27日 (日)

自爆に突き進むことになる安倍改造内閣と日本の非常事態 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】天木直人


 
きょうの最大のニュースは、9月初めに安倍首相が内閣改造を行うと一斉に報じられたことだ。

 メディアの中には9月3日という特定日を書いているものもある。

 これで決まりだ。

 そして私が最も注目したのは、菅官房長官、麻生副総理、甘利大臣という、これまで安倍政権を支えて来た中心的側近がいずれも留任するとが報じられたことだ。

 なかでも菅官房長官の留任に私は注目した。

 私の予想通り安倍改造内閣のかじ取りは引き続き菅官房長官が握ることになる。

 そして第二次安倍内閣は、安倍・菅独裁政権のさらなる強化に突き進む。

 なぜか。

 それは、安倍政権が秋以降急速に追い込まれていくからである。

 実際のところ、安倍政権は完全に行き詰っている。

 外交や原発問題は言うまでもないが、一番重要な経済政策が完全に行き詰まっている。

 どんなにごまかしても、ごまかしきれないほど経済指標が悪い。

 それを何とかしようと、さらに金をばら撒く。

 当然ながら国民への負担はますます大きくなる。赤字予算は膨らみ、年末までには消費税増税10%増を決めなくてはならない。

 これで支持率が下がらないはずがない。

 しかし、それでも安倍政権は正面突破を図るしかない。

 なぜならば、これまでの政策を変更すれば、その時点で安倍首相の政策は間違っていたということになるからだ。

 その時点で安倍政権は終わりになる。

 そして、それだけは安倍首相は認められない。

 だから安倍・菅改造内閣は、これまで以上に強引に政策を進めていくほかはない。

 しかし、過去二年間で失敗を積み重ねて来た安倍政権の張本人たちが居座った改造内閣だ。

 問題が解決できるはずがない。

 かくして9月以降は日本は非常事態に突入することになる。

 安倍・菅独裁政権が失墜する事は間違いないとして、問題はその代りを担う受け皿だ。

 それがまったく見えてこない。

 主役不在だ。

 しかし、だからと言って安倍・菅独裁政権の続投が許されるという事にはならない。

 そんな事を許るすようでは日本はお終いだ。

 これまでの政治の常識から離れた、新しい政治の動きが出てこなくてはいけない。

 果たしてそのような動きが出てくるのだろうか。

 いずれにしても9月以降の日本は、安倍自爆内閣改造と非常事態突入である(了)

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