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2017年7月

2017年7月11日 (火)

近畿厚生局長は、米田眞理子、坪倉秀美及び田中延彦薬剤師の3名に対し、 保険薬剤師の登録の取消しについて(執行停止の解除)

平成 29 年5月 29

保険薬剤師の登録の取消しについて(執行停止の解除)

 

近畿厚生局長は、米田眞理子、坪倉秀美及び田中延彦薬剤師の3名に対し、

平成 26 年7月 14 日付けで保険薬剤師の登録を取り消すとして、通知したとこ

ろ、当該薬剤師から大阪地方裁判所に対し、保険薬剤師の登録取消処分の取消

しを求めて訴訟(以下「取消訴訟」といいます。)が提起され、あわせて執行

停止が決定されました(取消訴訟の第1審判決言渡し後 60 日が経過する日ま

で)。

 平成 28 年5月 25 日に、大阪地方裁判所において、当該薬剤師の請求をいず

れも棄却する判決の言い渡しがされたところですが、当該薬剤師から、大阪高

等裁判所に対して、同判決に不服があるとして控訴が提起され、あわせて執行

停止が決定されました(取消訴訟の判決が確定するまで)。

 平成 28 11 18 日に、大阪高等裁判所において、当該薬剤師の控訴をい

ずれも棄却する判決の言い渡しがされたところですが、当該薬剤師から、最高

裁判所に対して、同判決に不服があるとして上告が提起されました。

 このたび、平成 29 年5月 12 日に、最高裁判所において、当該薬剤師の上告

を棄却する旨の決定がされ、取消訴訟の判決が確定しました。

 したがって、同日以降、保険薬剤師の登録取消処分が有効となり、保険調剤 ができなくなりましたのでお知らせします。

 Press Release近畿厚生局 Kinki Regional Bureau Of Health And Welfare

 厚生労働省 平成 26 年7月7日

保険薬剤師の登録の取消及び元保険薬局の指定の取消相当について

 

平成 26 年6月30 日に開催された近畿地方社会保険医療協議会において「保険薬剤師の登録の取 消」が妥当との答申及び「元保険薬局の指定の取消相当」についての建議がありました。 これを受け、近畿厚生局長は次のとおり対応することを決定しましたので、お知らせします。

 

1.保険薬剤師の登録の取消及び元保険薬局の指定の取消相当の取扱い (1)登録の取消となる保険薬剤師  名網野 克子(あみの かつこ)〔72歳〕米田眞理子(よねだ まりこ)〔65歳〕坪倉 秀美(つぼくら ひでみ)〔58歳〕田中 延彦(たなか のぶひこ)〔69歳〕 取消年月日平成26年7月14

 (2)指定の取消相当となる元保険薬局  称りんご薬局 所在地大阪府堺市堺区少林寺町東三丁1番3号 開設者有限会社サザンクロス 代表取締役 山田 真樹取消相当年月日 平成 26 年7月7日  当該保険薬局は平成24年2月10日付で廃止していることから、指定の取消相当の取扱いとしている。

2.監査を行うに至った経緯 (1)平成23 年8月 16 日、患者から大阪府を通じて近畿厚生局に対し、医療費通知に調剤を受けていない薬局が記載されているとの情報提供があった。  

(2)平成23 11 22 日、個別指導を実施したところ、網野薬剤師が保険薬剤師の登録のない期 間(以下「未登録期間」という。)に保険調剤していることが疑われたことから個別指導を中断した。

(3)平成24 年1月 30 日、患者調査を実施したところ、未登録期間に網野薬剤師から保険調剤を 受けた旨の回答があり、提示を受けたお薬手帳又は薬剤情報提供文書に網野薬剤師の記名押印 が認められたことから、調剤報酬の不正請求が疑われた。

(4)平成24 年1月31 日、個別指導の再開を通知したところ、2月10 日付けの廃止届が提出され た。

(5)平成24 年2月 24 日、患者調査を実施したところ、未登録期間に網野薬剤師から保険調剤を 受けた旨、回答があり、不正又は著しい不当な調剤報酬の請求が強く疑われたため、監査を実 施することとした。

 3.取消処分及び取消相当の理由 健康保険法等に基づく監査を実施する旨、通知したところ、元りんご薬局の開設者である有限 会社サザンクロス 代表取締役 山田真樹(以下「元開設者」という。)は、調剤録その他の帳簿 書類を提出せず、出頭を拒否した。 また、元りんご薬局の網野克子薬剤師、米田眞理子薬剤師、坪倉秀美薬剤師及び田中延彦薬剤師は、出頭を拒否した。 これらのことは、健康保険法等に基づく監査について、保険薬局が、調剤録その他の帳簿書類 の提出を命ぜられてこれに従わず、また、保険薬局の開設者及び従業者である保険薬剤師が、出頭を求められてこれに応ぜず、検査を拒み、忌避したものであり、保険医療機関又は保険薬局の 指定の取消しを定めた健康保険法第80条に該当し、保険医又は保険薬剤師の登録の取消しを定め た健康保険法第81条に該当する。

 

4.監査拒否の状況 平成24年3月21日から平成25年5月28日の間に監査を実施する旨、通知した結果は次のとおり。

 (1)出頭拒否の概況

監査の回数 被監査者 第1  第2  第3  第4  第5  第6  第7 

第8  第9  10  11

合計

山田開設者   ×1×2 ×3 3回 網野薬剤師   ×1 ×2 ×3 3回

米田薬剤師 ×1×2×3 3回 坪倉薬剤師 ×1×2×3 3回

田中薬剤師○×1×2 ×3 3回  ○は出席、□は正当な理由による欠席、×は拒否、×の後ろの数字は拒否の回数(回目)を示 す。空欄は、出頭を求めていない。

 

(2)関係書類提出拒否の概況

監査の回数 被監査者 第1  第2  第3  第4  第5  第6  第7 

第8  第9  10  11

合計

山田開設者×1×2×3×4×5×6 6回  ×は拒否、×の後ろの数字は拒否の回数(回目)を示す。

5.再登録等原則として、登録の取消及び指定の取消相当の日から5年間は、保険薬剤師の再登録及び保険薬局の再指定を行わない。

(参考)登録の取消及び指定の取消の根拠条文について  保険薬剤師の登録の取消 健康保険法第81条第2号及び第3号  保険薬局の指定の取消 健康保険法第80条第4号、第5号及び第6号

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